先週の土曜日(4/21)は、
能面展を終えて、最初の能面教室でした。


雅勒の教室 橘クラス は、16:00~19:00 なので、終わる時間が夜になるために、生徒さんの人数も現在6名で、ちょっと少ないのですが、

その分、ゆっくりと、丁寧に教えられるのでいいところもあります。


次回から、また1名の加入で7名になります。

3時間の範囲で各自に十分な指導をするのには、
10名前後が最適かもしれません。




生徒の皆さんも、
能面展が終わり少しホットして、次の作品を模索しているようです。

そんな生徒さんから積極的な提案があり、
雅勒 も大賛成の提案でしたので、教える方もやる気が出てきます。



何人かが纏まって、「 同じ能面を打つ と云う提案で、今回は 獅子口(ししぐち) がテーマです。

昨年の展示


  雅勒の作品 ⇒
  
   これを
   モデルにします










雅勒 の作品の幾つかは、
彫り の過程と 彩色 方法を記録に残しているので、それが、役立ちます。

製図

  製図 


荒彫り



 ⇐ 荒彫り





斜め 
 彫りの完成
     画像
 
       面裏 ↓
面裏










彩色資料は、Excelで作成しています。

「獅子口」の彩色_1




今年の展示会では、
鬼神系 の能面が雅勒の 大癋見(おおべしみ) だけで、ちょっと寂しい内容でしたが
来年は賑やかになるでしょうネ~


それに、
同時に同じ能面を何人かが製作していると、仲間同士 切磋琢磨 して技術の習得効果は測りしれないものです。

教える方も、高効率で嬉しい限りです。


技術習得で、最も問題のあるのは
最初の数面は指導を仰ぐのですが、その後 “ 我が道 ” をしたすら突き進み指導や仲間の感想を求め無くなると進歩はそこで止まってしまいますネ。



何事も、
上達の近道は 切磋琢磨 指導を仰ぐ ” ことに尽きるのではないかと思います。