特に、
鉢植えの薔薇には神経を使います。
狭い庭で育てていると、どうしても密集させてしまい
葉が大きくなるにつれて風通しが悪くなります。
更にこの時期、昼と夜の温度差が大きかったり、
雨の日と晴れの日が交互に繰り返され、多湿になります。
そこで発生しやすいのが、
茎・花首に発生
葉に発生
うどん粉病 です。
この うどん粉病、
鉢の水やりを怠ったりして、木が弱った時に多く発生するようなので
春先と云えど、鉢の水やりは欠かせません。
予防剤の散布はしてるんですが、つい油断してしまいます。
土中にすむ細菌が、雨や水かけで跳ね返り、下のほうの葉に引っ付いて感染するのが
黒点病 です
バラは必ずかかるといってもいい病気で、雨が続くと
多発するようです。
病気の葉や落葉を、すぐ取り除き、
対処薬剤を3日間隔くらいで3~4回ほどまきます。
一番腹のたつのは、“ 虫による受難 ” ですネ~
何回か、
予防の為の薬剤をまくのですが、気が付くと
出始めの蕾を付けた若い芽が、こうなります。
バラゾウムシ の仕業です。
軟らかい茎を
噛み切る
バラゾウムシ
薔薇にとって、これこそ
「 出鼻(花)をくじかれる 」 ということでしょうネ
水やりの時に目を凝らして、見つけたら即捕殺です。
同じ薬剤を続けてかけると耐性ができてしまうので、
早めの捕殺が一番です。
こちらの
アブラムシ は、
多少発生していてもバラゾウムシ程の被害は出ませんので、木酢液や黒酢原料などの無農薬剤で退治しています。
さまざまな受難にもめげずに、今年も良く咲いてくれました。
プリンセス・ド・モナコ (HT)
クイーン・エリザベス (HT)
プリンセス・ミチコ (FL)
マダム・ヴィオレ (HT)
フリージャ (F)
二コール (FL)
ミセス・アイリス クロー (F)