庵の庭の梅の花も散り、

今は、“ 沈丁花(じんちょうげ) ” の花が盛りです。


沈丁花_3.20



梅の香とはまた違った春の香りです。


春の香りの中で、
梅や水仙は、近づくと香りがほのかに漂うような淡い香りですが、

沈丁花 は庭に出ただけで、甘い香りが感じられます。

遠く まで漂う芳香力の強さでは、おそらく 沈丁花 の香りが一番でしょうネ 


この香りに触発されて、
水戸まで出かけた際に、“ (か)の物 ” を衝動買いしてしまいました。


松栄堂_防虫香

          防虫香とお香です。



面袋の中に忍ばせる防虫香は、そろそろ無くなり掛けていたのですが、
お香はちょっと奮発です。

松栄堂_芳輪(天平)





     芳輪 「天平」




京都松栄堂の “ 天平 ” は、
白檀をベースとした
凛として気品ある、嫌みのない奥ゆかしいほのかな香り。


P3200047



何か青い草か苔(こけ)みたいな香りもして、森林浴をしているような気分になります。 

男性向きの香りかもしれませんネ 



今度の能面展示の会場で、
香り ” の演出をしてみようかと思っています。





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