彼岸花の花の時期が終わると、
“ 花を想い ” ながら彼岸花の葉が生え始めます。
「 相思華(サンチョ) 」の名に、ピッタリな花ですネ
白花彼岸花
の葉 ⇒
⇐ 赤花の彼岸花
の葉
こうして見ると、紅白それぞれ葉に特徴が出ています。
白花彼岸花 の葉は、
少し太めで葉の真ん中の白い筋もかなり薄めですネ
二週間程前は、こんなだったのに ・ ・ ・
きっと、この花の事を
思い巡らせているんでしょうネ
紅白の彼岸花が盛りの頃、
黄花の彼岸花は少し花芽を覗かせただけでした。
10月初旬の芽 ⇒
⇐ 紅白の
彼岸花が終わる頃
ようやく
花芽を覗かせます
遅ればせながら、
ようやく 黄花の彼岸花 が咲きました。
同じ彼岸花の仲間なのに、
毎年二週間程遅れて咲く黄花の鍾馗水仙(しょうきずいせん)
紅・白・黄の “ 三色揃い咲き ” も見てみたいのですが、
こうして時期をずらして咲く花も、
楽しみが永く持続するので、これも良しとしますか。
今日は、10月も半ばだと云うのに
気温は夏の陽気に近く、秋の気配を
遠くに押しやってしまう程です。
小春日和の時期にはまだ早いのですが、
木花達にとっては、
秋のこの時期は四季感覚を狂わせる季節
かもしれませんネ~
昔の映画に 「 狂った果実 」 ってのがありましたが ・ ・ ・
(古ぅ~)
夏と間違えた花、と云えば
今年、
四度目の開花が期待される “ 月下美人 ” の蕾です。
数日前に10月の満月が過ぎましたけど ・ ・ ・
いつ咲くんでしょうネ~??
“ ライラック ”さん! 季節を完全に間違えてるヨ~
⇐ 狂い咲きの
ライラック、1房
“ 石楠花(しゃくなげ) ” には、秋に咲く品種もあるそうです。
庵の庭の 石楠花 は、
もともと春に咲く品種の筈だったのですが ・ ・ ・
もうこれは、
狂い咲き と云うよりは、立派な 「 二季咲き 」 ですネ~
こんな、花達を見るにつけ
雅勒 の人生、いつまで花を咲かせられるのか、
しみじみと考えてしまいます。 (笑)
『 物想いの秋 』 でもありますネ~
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