お彼岸ですネ~
今年も、庵の庭の “ 彼岸花 ” はまだ咲いていません。
でも、
秋の本格的な菊花のシーズンに先駆けて、
庵の庭に 2種類の “ 菊 ” が咲きはじめました。
まずは、“ 秋明菊(しゅうめいぎく) ” です。
白花の
秋明菊 ⇒
園芸品種です。
濃いピンクの花は京都の貴船神社の周りに
多く自生していたので、「 貴船菊(きぶねぎく) 」 の別名が
付いています。
元々は中国の原産で、
かなり古い時代に日本に渡来して帰化した花で、
中国では 「 秋牡丹 」 と呼ばれているそうです。
この“ 秋明菊 ” 、「 菊 」 の名が付いていますが、
実は菊の仲間ではないんですヨ~
アネモネの仲間のキンポウゲ科の植物です。
アネモネ ⇒
WEBサイトより借用 ↑
「 菊 」 の名の付いた、
菊ではない花 をもう一つ紹介します。
花が段々に咲き、葉が「 菊 」 に似ていることから
“ 段菊(だんぎく) ”の名前が付いています。
まるで、五重の塔の宝輪(ほうりん)のようですよネ。
この “ 段菊 ”、
クマツヅラ科カリガネソウ属の半耐寒性宿根草で、
朝鮮半島や九州の山地に多く自生してる花ですが、
最近では切り花用にも栽培されています。
“ 雁金草(かりがねそう) ”って ??
雅勒も良く知りません。 (>_<)
インターネットで検索した花は
“ 段菊 ” には似ていませんネ~
どちらかというと、
同じカリガネソウ属の “ 花式部 ” の仲間でしょうか ? ⇐ これが
雁金草 だそうです
WEBサイトより借用 ↑
花の色と付き方が
紫式部に似ている
花式部 ⇒
WEBサイトより借用 ↑
でも、やっぱり
お彼岸には “ 彼岸花 ” が咲いて欲しいですよネ~
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