
毎年、
その年の能面製作予定に合わせて纏めて新年に購入しています。
年の初めに届く、“ 檜の香り ” っていいものですヨ~
でも
この面材は、すぐには使いません。
先ずは、
一枚ずつ入荷日とその時の重量を記録しておきます。
女面用の
檜材
約1.3kg
もともと、
自然乾燥されてはいる面材ですが、完全乾燥 では無い状態だからです。
能面打ちを始めた頃、
檜材を購入して直ぐにその材を使った時、額(ひたい)の部分がひび割れして懲りていますから ・ ・ ・ (>_<)
特に冬場は、
室内の乾燥が著しいのでパリパリと音を立てて割れていきますネ~
購入した材の上下には乾燥による割れを防ぐためパラフィンや蝋が施されています。
それを切り取って彫ると、乾燥が不完全なものはタガの外れた桶のようにパリパリと ・ ・ ・
と云うことで、
しばらくは、ストックしておきます
桐材 の場合は、
“ シブ抜き ” の為に水に浸してあるものを、面材に加工して貰って購入しますので
檜材よりもゆっくり時間をかけて乾燥したものを使います。
昨年、3月に
入荷した桐材
約1年で500g程
の水分が抜けます
さて、
今年も製作予定も決まり、面材も揃いましたので頑張りましょう
< 過去の関連記事 >
・ 檜の香り が 届きました ’12 1/11 ☞ こちら
・ 能面材の初荷が ’11 1/10 ☞ こちら