梅雨

能面教室の講座も、5月連休の振り替えで一回多く、
組紐教室にも2回通い、
その間、
双子の 《 小面(こおもて) 》 の彩色、組紐台 の製作・改良、
梅雨の合間には、庭の手入れ 等々
特にこの時期の庭の手入れは雑草が多くなり、
頻度も多くなります。

水やりは梅雨のお陰で、手抜きが出来ましたが ・ ・ ・
昨日、
双子の 《 小面 》 のお姉さんの方を、嫁がせました。

桐の額が
嫁の座です

嫁入り道具は、
桐の箪笥ならぬ桐の能面箱 と 西陣の能面袋。
能面袋 の中には、嫁ぎ先で変な虫の付かない様に、と 極上の防虫香を忍ばせての嫁入りでした。
何とか、
ジューンブライド(june bride)に間に合いましたネ~

これで、一つ肩の荷が降りました。

その足で、
今月最後の能面教室、何となく疲れましたネ~
疲れた時には、糖分補給 ! !
帰りに水戸で有名な和菓子屋さん 『 菓匠にいつま 』 に
寄って糖分たっぷりのシュークリーム購入。


このシュークリーム、中に大福が入っているです。

糖分たっぷりでしょう (笑)
TVの 「 秘密のケンミンショー 」 や 「 もしもツアー 」 で紹介された


茨城・水戸界隈で有名なスーツです。
疲れの出た月の “ 締め ” には、
やっぱりこれでしょう

でも、
またまた血糖値、急上昇かナ~

< 過去の関連記事 >
・ 双子の【小面】 ’13 5/24 ☞ こちら
今のところ雨が少なく、各地で雨不足が心配されていますネ

早くも、台風が発生したようで、
意外と夏の到来が早いのかも ・ ・ ・

夏が近づくと、
庵の庭に蜘蛛のトラップがあちこちに掛けられます。

『 巣を張った蜘蛛が、虻(アブ)がかかったのを見て取りに
行こうとしたところ、蜂(ハチ)も巣にかかったので、
虻を放っておいて蜂を取りに行く。
すると、虻が逃げようとするので、また虻の方に行くと
蜂が逃げようとする。
あちこちしているうちに、虻も蜂にも逃げられてしまい、
結局どちらも取れなくなってしまう 』 言語由来辞典より
“ 虻蜂取らず ”の諺(ことわざ)ですが、
梅雨の晴れ間に、“ 虻と蜂を撮って ” みました。
ハナアブ のホバリング

滞空時間は
かなり永いです

フランネル草の
蕾に停まった
ハナアブ
フランネルソウ (ナデシコ科の多年生草本)

和名では酔仙翁(すいせんのう)といい、
昔、京都嵯峨の仙翁寺に花が咲いていたからと伝えられているそうです。
コマルハナバチ の蜜集め

既に花粉を
付けています

吸蜜準備
OK
花に止まる直前の蜂は、
吸蜜動作に直ぐに入れるよう長いストローの様な口器(こうき)を垂らしていますネ
リナリア (ゴマノハグサ科の1年草)

花姿が金魚に似ていて、ちょっと小型なので、
姫金魚草(ひめきんぎょそう)とも呼ばれています。
5月から咲いているので、そろそろ終盤です。
ハナバチ の好みの花は、ゴマノハグサ科の花のようですネ



突進する
ハナバチ

“ 頭隠して
尻隠さず ”
ジキタリス (ゴマノハグサ科の多年生草本)


これでは、
どの花に吸蜜したか? ハナバチ も迷ってしまうでしょうネ~ (笑)
でも、このジキタリスは “ 毒にもなり薬のもなる ”
二面性の妖しき色香の花ですので、気を付けましょうネ。

今週あたりで明けて欲しいのですが、また台風の心配が出てきました。
関東地方では、昨日あたりから猛暑となり熱帯夜が始まっています。
こんな時期のお昼は、
ギンギンの氷水で冷やした “ 冷やし中華 ” はいかがですか

雅勒 の夏定番の昼の賄いレパートリーです。
ベースは市販の麺とタレを使いますが、

今回は醤油味
ですが、
胡麻ダレ味も
いいですネ
具にはチョットこだわります。
まずは、トマト と キュウリ

冷蔵庫で良く
冷えているトマト

朝採りのキュウリ
を使いました
錦糸卵 も得意中の得意ですヨ~


黄身が濃いです。

何とか
上手く
焼けました。

キュウリ と
錦糸卵 を
刻みます
最近は、
Myブームの “ 塩麹 ” で、刻んだキュウリに味を付けます。

そして、ロースハムです。

無い時は
チャーシュウ
でも ・ ・ ・
一通り、具の下拵えが出来ました。

湯がいた 鳥のささみ や エビ も欲しいのですが、
素人賄いなのでこの位で御勘弁を m(_ _)m
後は、皿に盛り付けて、
あまりもののサクランボ と 紅ショガをトッピングして
完成です。
少し前に、
マリンママさんの ブログ で東海地方ではマヨネーズの
トッピングもあるとか ・ ・ ・
☞ こちら
でも、
関東はやっぱり紅ショウガですネ~
暫くは、薔薇に目を奪われていましたが、
もう夏花の季節ですネ。

梅雨空に咲く花は、何となく風情を感じさせてくれます。
梅雨の花の三種盛り です。
“ 紫露草 ” は、文字通り梅雨の露にピッタリです。
別名、蛍草(ほたるぐさ) とも呼ばれています。
雌しべの黄色が蛍の明かりに見えませんかぁ~
⇐ 朝の開花
夕方の様子 ⇒
そうです、
一日花なんです。
“ 蛍袋(ほたるぶくろ) ” は蛍のお宿
子供が捕まえた蛍を、この花筒に入れて遊んだからこの名がついたとの説があるようです。
“ 鋸草(のこぎりそう) ” は葉が鋸の歯のように切れ込んでいるところから付けられた名前です。
紅色の小さな
頭状花が
可愛いですネ
西洋名は 「 アキレア 」 と呼ばれ、
古代トロイの戦場で英雄アキレスが傷兵たちの止血・治療に用いたというハーブだそうです。
梅雨花と云えば、
これを忘れてはいけませんネ~
“ ミセスクミコ ” と云う名の 紫陽花
額紫陽花
少し前までは、冷たい北風の吹く梅雨模様でしたが、
昨日は梅雨の合間の日差しに、夏を感じました。
『 いづれ 菖蒲(あやめ) か 杜若(かきつばた) 』
「 あやめ 」 と 「 かきつばた 」 、いづれも
同じアヤメ科の花で、区別しにくいですネ~
雅勒の庵の庭に、今咲く花はいづれかな
この時期にぴったりの能楽 《 杜若 》 の花物語です。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
諸国を巡る僧が、三河国 [現在の愛知県の東部] に着き
沢辺に咲く 杜若(かきつばた) を眺めていると、
ひとりの里女が現れて、
「 ここは 杜若 の名所で八橋(やつはし)という処」 と
教えます。
僧が
「 八橋は、古歌に詠まれたと聞くが ・ ・ ・ 」 と水を
向けると
女は、
在原業平(ありわらのなりひら)が 『 かきつばた 』 の
五文字を句の上に置き
からころも(唐衣)
き(着)つつ馴れにし
つま(妻)しあれば
はるばる(遥々)きぬる
たび(旅)をしぞ思ふ
と、旅の心を詠んだ故事を語ります。
やがて日も暮れてきたので、
一夜の宿を貸そう、と僧を自分の庵に案内します。
女はそこで装いを替え、
美しく輝く唐衣を着て、透額(すきびたい)の冠を戴いた
雅びな姿で現れます。
透額の冠
「能百十番」より
唐衣は先ほどの和歌に詠まれた二条の后、
高子(たかこ:清和天皇の后)のもの、
冠は歌を詠んだ業平のもの、と告げ、
自分は 杜若 の精 であると明かします。
⇐ 杜若の精の面(おもて)は
おもに若い女面が掛け
られます 【 小面 】
さらに、
歌舞(かぶ)の菩薩(ぼさつ)の化現(けげん)である業平が
詠む和歌によって、草木までも仏法の恵みを受ける
のだと語ります。
杜若 の精 は、
業平の恋や歌を引きながら、昔を偲びながら幻想的で
艶やかな舞い(序之舞)を舞います。
夜が白々と明けてきたころ、
悟りの境地を得たとして、 杜若 の精は姿を消すので
した。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
ところで、
「あやめ」,「はなしょうぶ」,「かきつばた」 の見分け方、
ご存じですか
「 菖蒲(あやめ) 」
花弁の弁元に
網目状の模様がある
開花は、
5月上旬~下旬
(画像はWebより)
「 花菖蒲(はなしょうぶ) 」
花弁の弁元に
黄色い目型模様がある
開花は、
5月下旬~6月
「 杜若(かきつばた) 」
花弁の弁元に
白い目型模様があり、
開花は、5月中旬~下旬
( 水辺に咲く花なので
さすがに庵にはありません )
(画像はWebより)
花菖蒲の優雅な姿は、梅雨時のうっとうしさを
忘れさせてくれます。
でも、この梅雨いつまで続くのでしょうかネ~
< シリーズ : 能と面の花物語 >
・ 第3回 能楽「石橋」 と 牡丹 ’11 5/ 6 ☞ こちら
・ 第2回 能楽「桜川」 と 桜 ’11 4/ 1 ☞ こちら
・ 第1回 能楽「東北」 と 梅 ’11 3/11 ☞ こちら
花咲きが少し遅かったかなぁ~

梅雨の晴れ間に、
皐月を見渡すと、花数もいつもより少ない気がします。
季節外れの台風の影響で、蕾が傷付き摘んでしまった数が多かったからでしょうか?
いつもは、梅雨入り前の五月晴れが続く頃に、満開を迎えるのですが
今年は、蕾の頃の台風やら、梅雨(つゆ)の雨に晒されて傷んだ蕾が多かったですネ!
ちょっと可愛そうだった、“ 皐月 ” です。
それでも、ここ数日の梅雨の合間に大振りの花を咲かせてくれましたぁ~
この “ 皐月 ” 、実は全部貰い物なんですヨ~
10数年前、近くのアパートに住む見知らぬお爺さんが、近々引っ越すと云うことで、
引っ越し先に鉢植えの皐月を持って行けないので、
こちらのお宅なら、丹精して育ててもらえるのでは ?
と云って
10鉢程、置いて行ってくれたものです。
その時は、皐月の盆栽にも詳しく無かったので、
全部の株を地植えにしてしまいましたが ・ ・ ・
この時期になると、
あのお爺さん、今頃どうしているなかナ~ ・ ・ ・ と、
“ 皐月 ” の花を眺めながら懐かしく思います。
お爺さん 今年も咲きましたヨ~
雅勒
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