夏に咲いた、“ 桧扇(ひおうぎ)  の種(たね)です 

緋扇の種_10.27




京都では、

祇園祭の時期に 桧扇 を活けるお店や家々が

多いそうです。

ヒオオギ_8.24





  8月撮影の
  桧扇 の花

ヒオオギ_8.27












ヒオオギの葉_ 8.24




  この葉が、
  名前の由来かな?





この花が終わり、秋を迎える頃、

緑色の袋果(たいか)の中に黒い種を宿します。

緋扇の種_10.12






     10/12撮影




桧扇 の真っ黒の種のことを、

和歌の世界では " ぬばたま "  といい、

枕詞(まくらことば)      に掛る多くの作品が

あります。


  天の原 雲なき宵に ぬばたまの 
        夜渡る月の 入らまく惜しも

                      万葉集

  「 天の原に一点の曇りもない宵なのに、
       この夜空を渡る月が沈むのがとても心残りだ。 」






古代からある花で綺麗な花なのに、

万葉集などでは花そのものの美しさには触れた歌は

なく、なぜか黒い実の方が  黒髪 などを

導く枕詞として使われている って、

何となく神秘性を感じませんかぁ~ 


黒い実は、

古代から 魔よけ 邪気除け の力があると

信じられているようなので、魔よけ・厄よけのシンボルとして

 
桧扇 祇園祭の花 で飾られいるのも頷けます。





さて、
夜渡る月 ” を待ち焦がれている花が有ります。

月下美人_10.27





  あと数日で
  10月の満月を迎えます。



月下美人_10.24





 新しい花芽




今年は、11月に5回目の開花も期待されます。

我が家では、

年に5回の 月下美人 の開花は新記録です。