ある朝不安な夢から目覚めると・・・
カフカの『変身』の一節ですが、まさにそれに匹敵する驚きの朝でした。
 
場所は、さすがにベットの中ではなく、庵の庭のレモンの木の小枝でしたが ・ ・ ・ (笑)
 

鮮やかな黄緑色の幼虫が6匹と、少し小ぶりの褐色の幼虫が2匹。
よく観察すると、卵らしき1mm程の球体も2個程。

デジカメに収めて、早速“蝶図鑑”HPで調べてみると、クロアゲハの幼虫のようでした。

黒アゲハの卵

蝶の卵




黒アゲハの幼虫4
黒アゲハの幼虫(4零)
 
  外敵から身を守るため
  に鳥の糞に擬態化して
  います。


黒アゲハの幼虫5 
  黒アゲハの幼虫(5零) ⇒

  慣れてくると愛らしい顔
   ですネ




この後は蛹(さなぎ)になり、冬を越し、やがて来年の春には ・ ・ ・
黒アゲハ
  いずれは、こんな姿に 

   幻想的で美しい
    ですネ~ 






自然界においては、人の一生も虫の生涯とは変わらないでしょうが、それを“価値あるもの”にするのは自分自身の生き方でしょう。
そして、その“価値”を評価するのも自分自身ではないのでしょうか 
 
子供の頃は、ヒーローやお金持ち(?)等への変身願望があったようですが、今となっては“若返り”願望ですネ  (^‐^)