【 顰(しかみ) 】の試し彫りが完了しました。
すでに、
型紙と参考画像は生徒さん達に配布済みですが、
実際に打ったものから更に型紙に修正をかけます。
確かに、平面図と縦型の型紙と参考画像だけで
面を完成させるのは難しいので、生徒さんの製作
に先駆けて、見本として試作したものです。
伝 赤鶴作 写し
【 顰 】
暫くは、
生徒さん達の参考用として、教室に常備しますが
いずれは、彩色して完成させる予定なので
面裏には、雅号 も彫り込んでいます。
ちなみに、この号は三代目で
当初は、
名前(雅昭)の一文字の焼き印を使っていました。
焼き印の
デザイン
次は、
福井県池田町の能面公募展で佳作を頂いたのを機に
弥勒菩薩の “ 勒(ろく) ” を頂いて 『 雅勒(がろく) 』 の号を
使わせて頂いています。
少し、恐れ多いのですが ・ ・ ・
「 勒(くつわ) 」とは、頭絡(とうらく)という馬や牛の頭部に
取り付ける馬具のことですが、
“ 彫る ” とか “ 刻む ” をいう意味も持っていますので、
「 雅(みやび)を勒(彫る) 」 を号にしました。
そして今は、草書体にしています。
スナックで知り合った
書道家の手によるもの
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