スズメ目シジュウカラ科シジュウカラ属に分類される
スズメの大きさほどの鳥です。
シジュウカラ にまつわる民話があります。
一休和尚がある寺の小坊主だったとき、
檀家の人が
「 飼っていた四十雀が死んだのでお経をあげてほしい 」
と言ってやって来ました。
「 なむなむなむ 」 しか知らない小坊主(一休)は
死んだ四十雀を仏前に置き、線香を一本立てて、
「 南無南無南無~
人生わずか五十年、
お前は小鳥なれど四十雀とはよく生きた
南無南無南無~ 」
と四十雀の長寿を称えてお経をあげました。
そこへ和尚が戻ってきて
小坊主は、こんな文句で四十雀に引導を渡したと報告。
すると和尚は、
「 命というものは夫々頂いた分だけ生きるもんだ 」
「 俺でも思いつかない文句 」 と言って
小坊主を褒めました とさ ・ ・ ・
この時代は、人生五十年
四十歳でも長生きの時代だったんですね ~
老の名のありとも知らで四十雀
松尾芭蕉
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