雅勒の散歩路

能面師「雅勒(がろく)」が 能楽・能面及び、花木や野鳥・蝶等に関するHP番外編の記事を
“散歩”のような気軽な気持ちで、不定期に掲載しています。

自然の営み

庭の紅葉 5

山の紅葉はそろそろ見頃を過ぎたのでは ?

我が家の庭は、

今が 紅葉 の見頃です 



1.タラの芽の紅葉
タラの木の 紅葉


春の タラの芽 の味覚を楽しんだ後に

1.タラの芽_一番芽








  
春のタラの芽 ⇒





再び、紅葉 が楽しめます。


2.柚の葉の黄葉
柚の葉の 黄葉


柚 の収穫も終わり、

今は 黄葉 を楽しんでいます。



3.柏葉紫陽花の紅葉
柏葉紫陽花の 紅葉


初夏の紫陽花、そして秋の 紅葉

二度の楽しみ 


4.白未来連の紅葉
白木蓮の 黄葉
5.白未来連の紅葉_2



今は、

白い木蓮 の蕾も綿毛を被って春を待っています。



6.ドウダンツツジの紅葉
ドウダンツツジの 紅葉

小春日和の庭に、華やかな 
紅葉


窓からはバックライトの 紅葉

7.ドウダンツツジの紅葉_2


ひときわ目立ちます。



どの木々も 果実 や 若芽 のが主役ですが、

二度・三度の楽しみも与えてくれます。



また来年の 花 や 若芽 が楽しみです。




自然の造形_ムシホオズキ 5

日中はまだ残暑が残る日もありますが、

朝晩は過ごしやすい季節になりましたぁ~ 


P8053016


お盆の飾りに使った鬼灯
(ホオズキ)の残りが


盆飾り



凄いことになっています。



網鬼灯は、人工的に作ることが出来ますが、 

ムシホオズキ
ほとんどがのホオズキが、網目に ・・・



これは、自然の造形 です 


P9263104

P9263103







  中の種が
  無いものも・・








この造形の作者は 

ホオズキカメムシ a


ホオズキカメムシ です 



ホオズキカメムシ は、

その名の通り、ホオズキを含むナス科直物などに

被害を及ぼす害虫ですが、

ホオズキに対しては、

“ 秋の芸術 
” として許してもいいでしょう ✌

この芸術品の作品名は、「 ムシホオズキ 


冬のなると、ホオズキの葉や茎が枯れ

PC180339
何年か前の造形作品「 ムシホオズキ


更に、趣を増す作品に仕上がります。



春の使者「蕗のとう」 5

このところ、

春を思わせる暖かい日が続いています。


春の使者 “ 蕗のとう ” が芽吹いてきました。


P3012833a




早速収穫、


P3022837


旬の一番は、やっぱり 蕗味噌 でしょう 

P3032840


今夜の晩酌のお供に、

旬の味覚を味わいました。 



二番摘みの蕗のとうは、

天ぷらで味わいたいですネ~ 



水芭蕉が見頃 5

我が家から、車で数分の処で

春の高山植物の ” 水芭蕉 ” の花が

水芭蕉の群生


見頃を迎えています。



赤羽緑地











桜の花の盛りを迎える前の今、

日立の話題のスポットです。



数年前に、

種から育てた ” 水芭蕉 ” だそうです。

水芭蕉の群生(2)















水芭蕉


水芭蕉(2)



近くには、” 猩々袴(ショウジョウハカマ) ” も ・ ・ ・

猩々袴











猩々袴(2)


赤羽緑地 ” って、

名前は聞いていたのですが初めて行ってみて

場所をしりました。
 

灯台下暗し 」 でしたぁ~ (笑)




皆既月食 5

今夜は、皆既月食

少し雲が掛った空でしたが、見事な皆既月食が拝めました。


P1310907
    20:25 の月食前の満月(スーパームーン)


P1310917
    20:35 頃の月食開始 


P1310922
    21:05 頃の月食


P1310925
    21:38 頃の月食


P1310928
    21:40 頃 完全に ・ ・ ・


P1310896
    21:40 頃 スーパーブルーブラッドムーン




見たら幸せになれる 」と言われている

ブルームーンの夜の皆既月食です。


ブルームーンは「ブルー」と名が付いていますが、

月が青く光る現象ではなく


1ヵ月のうちに、満月が2回訪れることで、

その2回目の満月
を指すそうです。


これは珍しいことであり、通常は見られないとの事。



素晴らしい天体ショウが満喫出来ました 






長崎から ・ ・ ・ 5

シーボルトが長崎で最初に採集されたことから

名が付けられた蝶、


07a
                   ナガサキアゲハ (♂)


久々に、庵の庭で確認できましたぁ~


07b












07













雄のナガサキアゲハは、

後翅の青色鱗が美しいです。



長崎から船に乗って~ ♪ 」 来たわけでは

ありません。 (笑)



温暖化に伴い、年々北上する蝶で

温暖化の指標種として注目されています。


10年程前の春先に、初めて眼にした時は


P5210075



 2010年に
 北限確認された
 春のナガサキアゲハ 
 



茨城が北限とされていたのですが、

いまでは、宮城県まで達しているような ・ ・ ・


でも、

ナガサキアゲハ の雌はまだ見ていませんが

きっと、どこかこの近くにいるのでしょうね~






 < 過去の関連記事 >     

  ・ 北上する蝶たち         ’12  9/5  ☞ こちら
 
 ・ 新発見 !!           ’10  6/1  ☞
こちら


秋の彼岸明け 4

今日は、彼岸明け


今年の彼岸は台風やら、秋雨前線の影響やらで

期間中、日差しがまったくなかったようです。


これだけ、日照時間が少ないと

人の身体にも影響するでしょうね~


ビタミンBの不足になっちゃいますね。 



雨上がりの庭に来る蝶も、あちこち傷ついています。

23














毎年、律儀にもこの時期に咲く 彼岸花


24
















今年は間に合いませんね!



でも、白の彼岸花が 彼岸の明け に、

25


間に合わせてくれましたぁ~ 


水引草 とのコラボが、

24



秋の気配を強く感じさせてくれます。




秋も間近 4

暦の上では、「 処暑(しょしょ)

厳しい夏の暑さが過ぎ、秋の涼しさが感じられる時期です。


この頃になると、
そろそろ ツクツクホウシ の鳴き声が多く聞こえるのですが、

今年は、まだ ミンミンゼミ が全盛です。

ミンミンゼミb_8.22



 棕櫚(シュロ)の幹は
 止まり易いんでしょうネ
  
 茶色っぽので、雌でしょうか?



ミンミンゼミa_8.22





 ハナミズキ
 幹に止まる、
 ミンミンゼミ
       (♀)



セミはどうして、
こんなにうるさく鳴くのでしょうか 






鳴くセミは雄(♂)だけで、雌()は鳴きません。

雄(♂)のセミは、
雌()のセミに自分のいる場所を鳴き声で知らせているのです。

また、
ミンミンゼミ ツクツクホウシ は鳴き終わるとパッと飛び立ってしまいますが、

アブラゼミやニイニイゼミの様に、そのまま動かない習性のセミもいます。



運良く? 相手が見つかると ・ ・ ・

ミンミンゼミ合体_8.18


こう成りますネ~ 

相手が見つかってよかったですネ~ 


庵の庭の ハナミズキ の木陰が、セミのデートスポットのようです。


でも、
 「 君とすきな人が 百年続きますように~ ♪ 」

と云う訳にもいきません (>_<)


交尾の後、雌は地面に卵を生み

短い一生を終えてしまうんです。 

そして数年後、次の世代が成虫として地表に現れます。




こちらも、

 「 ひらり蝶々を追いかけて~ ♪ 」

クロアゲハ_8.25




そして、
暑かったひと夏の経験も終わり、秋を迎えるんです。




柚子の花 5

柚子(ゆず)の苗木を買ってきてから、待つ事 4年。

ようやく、
今年、可憐な 柚子の花 を咲かせました。

P5150034
  5月半ばの
  柚子の花の蕾 ⇒




P5240046





 








 
柚子 は種から育てると、実が成るまで10数年近く掛る
とは聞いていましたが ・ ・ ・

でも、この苗は確か接木(つぎき)の苗だったハズ 

P5250108









そこで、少し調べたら

   成長が遅いことでも知られ、
   「ユズの大馬鹿18年」などと呼ばれることがある。

   結実までの期間を短縮する為、
   カラタチに接木することにより数年で
   収穫可能にすることが多い。



まぁ、
順当だったんですネ 



早速、蜂がやって来て自然の力で受粉です 

P5250104

でも、
この蜂は、 蜜蜂 じゃないナ~

スズメバチにしては少し小振りだし ・ ・ ・


花数が多いので、夏には摘果(てきか)が必要かも ・ ・ ・
さて、何個収穫できますかナ~?




庵の庭に、
もう一つの 柑橘(かんきつ) の木があります。

レモンの木_5.25





 レモンの木 











こちらは、
10年以上前に近所の方から頂いたのですが、
植えた年と次の年に何個かのレモンが実りましたが、
それ以来、実どころか花さえ見ていません。 (>_<)


ハナミズキの木の下に植えてあるので、日当たりが悪いのかも知れません。
それに、レモンって南国のフルーツですしネ~ 

今では、
クロアゲハ の幼虫の飼育場所の様な存在です。



それでも、信長のような気持ちにはなれず、

 「 成らぬなら、成るまで待とう レモンの木

と云った心境です。



さて皆さんなら、
信長・秀吉・家康 どちらの心境になりますかネ~








 < 過去の関連記事 >
 
   ・ 『 変身 』 ‼
   ’10  10/15  ☞ こちら


愛鳥週間に思うこと 3

すずめのかあさん
 
  子どもが 子すずめ つかまえた。
 
  その子の かあさん わらってた。
 
  すずめの かあさん それみてた。
 
  お屋根で 鳴かずに それ見てた。



TVのCMでもよく耳にしている、金子みすゞ さんの詩の一つです。



わずか数行の、この詩に含まれるものは測り知れないものがあるようです。
これを読んだり聞いたりした人、それぞれが様々な感想・思いを抱いているのでしょう。


今回は、この詩の感想には直接触れず、
たまたま 愛鳥週間 にあった、小鳥との出会いを
機に感じたことを少し書いてみます。




前回の 巣立ち の記事に
南の方の島でネイチャーガイドをされている、ブログ友の方のコメントから教えて頂いたことなのですが、

   (幼い小鳥には)触らぬことです(笑
   そうすれば、親鳥はどこまでも探して餌を運びます
   触ると、親鳥は捨てる場合があるのです



やっぱり、
自然界の営みに精通しておられる方の貴重なコメントですネ~




この時、
冒頭の 金子みすゞ さんの詩が思いだされました。




人の家族に、“ 人の絆 があるように
鳥の家族にも、“ 鳥の絆 があるんですよネ~ 

     セグロセキレイ_'03.7.04


 何年か前に撮った
 セグロセキレイの親子



セグロセキレイ_'03.7.04-a










この詩の中の “ こども が、そのことを誰かから聞かされていたとしたら、
きっと、その場面は無かったのかも知れません。


また、
その場面を客観的に観察していた人が居たとして、
その人が 鳥の絆 のことを知っていたら、
その人も違った感情・感想になるかも知れませんネ。







5月10日から始まった 愛鳥週間 ですが、
こんなに可愛らしい幼い小鳥から、色々な事を考えさせられた一週間でした。

P5120030



何々週間とか、
特別な行事を行う習わしがいろいろとありますが、何事もその期間だけのこととせず常に心掛けていたいものですネ。 






さてさて、
私のブログ 雅勒の散歩路 も、この18日からようやく三年目に入ります。

この二年間で、頂いたコメントや皆さんのブログ記事などで学んだ事や励まされた事が沢山ありました。
有難いことです。 m(_ _)m

改めて、
ブログをやってみて良かったナ~ と感じた一週間でもありました。


元々、
雅勒 は理系の脳なので、文章を綴るなど苦手中の苦手ですが、
また次の一年間を継続出来るように頑張ります( と云っても不定期には変りありませんけど・ ・ ・ ので、

よろしくお願いいたします。 m(_ _)m





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