ゴールデンウィーク（ＧＷ）、終わりましたね～

ハクモクレの樹の下で、初夏の木漏れ日の中

エビネ と 二人静 が地味に咲いています。


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　　　　　　　　　　　　　エビネ
　
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　　　　　　　　　　　　　　　　　二人静



能楽三番目物の鬘能（かずらのう）に

《 二人静 》と云う演目があります。



霊に憑かれた菜摘女(なつめ) と 静御前 の亡霊が、

美しい装束を身に纏い、寸分違わず相舞う曲で、

静御前 の義経への恋慕の情を見せる

美しくも幻想的で不思議な曲《 二人静 》 の

お話です。


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使われる【小面】



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能では、こんな感じ　？



吉野の山奥で、

源頼朝に追われて奥羽に逃れる源義経と、

静御前 は涙の別れをしました。


そのあとに咲いたのがこの花であるとか ・ ・ ・

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二人静の花穂


二本の花穂を 静御前 と その亡霊の

舞い姿に喩えて名付けられた野草です。




今、大河ドラマ「鎌倉殿の１３人」で

義経を虜にした都随一の白拍子として

演じられていますが、

“ 花の静 ”、“ 能の静 ”の雰囲気が

感じられますかネ～　



因みに、

花穂が一本や三本の咲き方もあるようですョ　

二人静_１，3本