コロナウイルスの緊急事態宣言も解除され

少しづつ今までの日常が戻りつつあります。

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学校も今週から、登校が始まったようです。


NHK文化センターの講座も来月6月から

再開します。


再開初日の能面教室に、

今年のテーマ面 【 泥虎 (でいこ) の試作と

【泥虎】_正面


金冠 が間に合いました。


金冠の製作にあたり、製作手順書も作成しました。


 『 金冠の製作工程

 1. 眼型の型取り
01.型取り(2)


  彫り上げた
  能面の目に
  銀紙(アルミホイル)
  をあて、
  型取りをする。
 




 2. 銅板の焼きなまし
03.焼きなまし



  銅板を柔らかく
  して成型を
  容易にするため、
  焼きなましをする。





 3. 銅板に眼型を写し取る
05.型当て

  アルミホイルの
  眼型を平坦に延ばし
  銅板に写し取り

  金切り鋏で
  銅板を切り取る。





 4. 眼型の成型
07.成型


  成型台の窪みに
  目型を置き、
  成型棒で成型をする。





 5. 金冠の研磨
09.荒研ぎ

  #130のサンドペーパを
  使って完全に凹凸が
  無くなるまで研磨する。

  凹凸が無くなったら、
  #400 のサンドペーパ
  で仕上げる



 
11.仕上げ研磨

  更に真鍮・銅用の
  研磨剤で仕上げる。








 6. メッキ処理
13.金メッキ


  下地にニッケルメッキ
  を施し、
  金メッキをする。




         
    銅板で金冠を製作した場合、
   金箔が剥がれた場合などの事態を考慮して、
   下処理で金メッキを施しておく。

 7. 金箔貼り
21.箔押し準備







23.箔押し仕上げ








 完成

30.金冠の完成


資料作成

 
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久々に生徒さん達と

顔を合わせるのが楽しみです。