ノウゼンカズラ
花の形がラッパに似ているところからから、
アメリカでは “ ラッパクサ ” と呼ばれています。

立派な人の名誉を讃え、表彰する時には
ラッパを鳴らすところから、
「 名誉 」 と言う花言葉が生まれたようです。

漢名は “ 凌霄花(りょうしょうか) ” で、
「凌」は ” しのぐ ”、 「霄」は ” そら ” の意味で、
まさに、つるが木にまといつき
天空を凌ぐほど高く登る様です。

西洋の伝説に、
ノウゼンカズラに関するこんな話があります。
ノウゼンカズラは 地を這う美しい花でしたが、
鮮やかな花を咲かせるノウゼンカズラの姿に
恋心を抱いた松の木が勇気を出して
ノウゼンカズラにプロポーズしました。
ノウゼンカズラは それを受け入れ
たくましい松の木に絡みつき
花を咲かせるようになりました。
しかし、ノウゼンカズラは恋多き乙女。
自由自在に蔦を伸ばし、杉や檜の木にも
絡みつき花を咲かせるようになりました。
松の木は毎日不安な日々を過ごし、
すっかり憔悴してしまいました。
この伝説が由来となり、
「女性らしさ」「華のある人生」「豊富な愛情」などの
花言葉もあるようです。
ちなみに、松の木の花言葉は「同情」「憐み」。
どうやら、この伝説が関係しているようですね。

中国では、この花が咲くと、
梅雨明けの合図と言われているそうですが
今年の梅雨開けはいつになるのでしょうかネ~
