本年度のテーマ面、【野干(やかん)】

会津桐で彫り上げたので、
面裏の彩色は、桐の木目をそのまま残す
生漆(きうるし)の 拭き漆 で仕上げました。

一回目の塗りは、
木地に馴染ませるために、生漆に少し溶液を入れて
薄めの漆で仕上げます。
塗った後は、
専用の拭き紙で余分な漆を拭きとります。
この技法が 「 拭き漆 」 の特徴です。
段ボール箱に干渉材を貼り付けた 漆風呂 で

60~70%の湿気を与えて乾燥させます。
漆を塗った直後は、茶色ですが
漆が空気に触れて渇くに従い、
黒味が増してきます。
一週間程で、手に漆が付かない程乾燥します。

この、
” 塗り ” → ” 拭き ” → ” 乾燥 ” を2、3回繰り返します。
銘彫りには、合成漆に顔料を混ぜたもので、
銘の彫り溝に色漆を流し込みます。

これで、面裏の彩色が完成です。
< 過去の関連記事 >
・ 今年度のテーマ面 ’19 4/20 ☞ こちら

会津桐で彫り上げたので、
面裏の彩色は、桐の木目をそのまま残す
生漆(きうるし)の 拭き漆 で仕上げました。

一回目の塗りは、
木地に馴染ませるために、生漆に少し溶液を入れて
薄めの漆で仕上げます。
塗った後は、
専用の拭き紙で余分な漆を拭きとります。
この技法が 「 拭き漆 」 の特徴です。
段ボール箱に干渉材を貼り付けた 漆風呂 で

60~70%の湿気を与えて乾燥させます。
漆を塗った直後は、茶色ですが
漆が空気に触れて渇くに従い、
黒味が増してきます。
一週間程で、手に漆が付かない程乾燥します。

この、
” 塗り ” → ” 拭き ” → ” 乾燥 ” を2、3回繰り返します。
銘彫りには、合成漆に顔料を混ぜたもので、
銘の彫り溝に色漆を流し込みます。

これで、面裏の彩色が完成です。
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