本年度のテーマ面、【野干(やかん)

0.テーマ面【野干】














会津桐で彫り上げたので、

面裏の彩色は、桐の木目をそのまま残す

生漆(きうるし) 拭き漆 で仕上げました。


1.生うるしと顔料











一回目の塗りは、

木地に馴染ませるために、生漆に少し溶液を入れて

薄めの漆で仕上げます。


塗った後は、

専用の拭き紙で余分な漆を拭きとります。

この技法が 拭き漆 の特徴です。



段ボール箱に干渉材を貼り付けた 漆風呂

2.拭き漆


60~70%の湿気を与えて乾燥させます。


漆を塗った直後は、茶色ですが

漆が空気に触れて渇くに従い、

黒味が増してきます。

一週間程で、手に漆が付かない程乾燥します。


3.乾燥


この、

” 塗り ” → ” 拭き ” → ” 乾燥 ” を2、3回繰り返します。




銘彫りには、合成漆に顔料を混ぜたもので、

銘の彫り溝に色漆を流し込みます。

4.銘の漆入れ



これで、面裏の彩色が完成です。







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