梅雨の前の庵の庭に、

京鹿の子 ” が咲き始めました。

京鹿の子














京鹿の子(2)

京鹿の子(3)


紅色の小さな花穂を揺らして鮮やかさを

際立たせています。


花序を京染めの鹿(か)の子絞りを彷彿とさせる

京鹿の子_染






鹿の子絞り








ことから付いた花の名前です。


シモツケソウとよく似ているのですが、

一応、” 京鹿の子 ” としておきます (笑)




「 東おとこ に 京おんな 」 とよく似た言葉で、

江戸紫に京鹿の子 ” という言葉がありますが、


  「 染物で 紫色 は江戸が、
 
     鹿の子絞り は京都が一番である 」


東西両都の染色の特長を並称した言葉です。


因みに、

江戸紫 ” は、歌舞伎『助六由縁江戸桜』で、

市川海老蔵が助六の役で「助六由縁江戸桜」で頭に巻いたハチマキの色









助六が頭に締めている縮緬の鉢巻の色。


この特有の紫色は、

漢方薬の「ムラサキ」の根で染め上げたもので、

ムラサキ(紫根)







江戸紫 ” の鉢巻を締めると頭痛が消えると

いわれていたようです。



近々、

スカイツリーの照明のニューフェースで

江戸紫 ” の『雅』も登場するようですね~

江戸紫「雅」


楽しみです 



おまけに、

昨年、孫娘が七五三で着た着物

江戸紫の鹿の子絞り


江戸紫 ” の ” 鹿の子絞り です。