庵の庭の " 吾亦紅(われもこう) " 、
そろそろ終わりに近づいています。

よく見ると、ツクシの頭のような面白い花姿ですが

バラ科なんですよネ~ (@_@)
「 ワレモコウ 」 と云う名前も、ユニークですネ~
この名が初めて出てきたのは 『 源氏物語 』
だそうです。
秋は世の人のめづる女郎花 (おみなえし)、
小牡鹿 (さおしか) の妻にすめる萩の露にも、
をさをさ御心移したまはず、老を忘るる菊に、
衰へゆく藤袴、
ものげなきわれもかうなどは、
( これと言って面白くもないワレモコウなどは、 )
いとすさまじき霜枯れのころほひまで思 (おぼ) し捨てずなど、
わざとめきて、香にめづる思ひをなむ、
立てて好ましうおはしける
『源氏物語』 匂宮 (におうのみや)
匂宮(今上帝と明石中宮の子)は
薫(光源氏と朱雀院の女の宮の子)に対抗意識を燃やして、
ありとあらゆる薫香を集め、
四季折々に焚き染めて薫と競争したようで、
匂宮は香の無い女郎花や萩には興味を持たず、
芳香のある梅、菊、藤袴、吾木香(われもこう)を好んだ。
と、あります。
平安の時代から
秋花の吾木香(われもこう) や 藤袴(ふじばかま)は香り花として
吾亦紅 と 藤袴
親しまれていたようです。
< 過去の関連記事 >
・ 秋花にみる源氏物語 - 小式部 - ’16 9/28 ☞ こちら
・ 秋花にみる源氏物語 - 段菊 - ’16 9/26 ☞ こちら
そろそろ終わりに近づいています。

よく見ると、ツクシの頭のような面白い花姿ですが

バラ科なんですよネ~ (@_@)
「 ワレモコウ 」 と云う名前も、ユニークですネ~
この名が初めて出てきたのは 『 源氏物語 』
だそうです。
秋は世の人のめづる女郎花 (おみなえし)、
小牡鹿 (さおしか) の妻にすめる萩の露にも、
をさをさ御心移したまはず、老を忘るる菊に、
衰へゆく藤袴、
ものげなきわれもかうなどは、
( これと言って面白くもないワレモコウなどは、 )
いとすさまじき霜枯れのころほひまで思 (おぼ) し捨てずなど、
わざとめきて、香にめづる思ひをなむ、
立てて好ましうおはしける
『源氏物語』 匂宮 (におうのみや)
匂宮(今上帝と明石中宮の子)は
薫(光源氏と朱雀院の女の宮の子)に対抗意識を燃やして、
ありとあらゆる薫香を集め、
四季折々に焚き染めて薫と競争したようで、
匂宮は香の無い女郎花や萩には興味を持たず、
芳香のある梅、菊、藤袴、吾木香(われもこう)を好んだ。
と、あります。
平安の時代から
秋花の吾木香(われもこう) や 藤袴(ふじばかま)は香り花として

親しまれていたようです。
< 過去の関連記事 >
・ 秋花にみる源氏物語 - 小式部 - ’16 9/28 ☞ こちら
・ 秋花にみる源氏物語 - 段菊 - ’16 9/26 ☞ こちら
吾亦紅、、いいですね^^