今週末は、

彦根・京都に能面の本面の探訪に出かけます。


彦根城博物館には、

常設で伊井家所蔵の素晴らしい能面の数々が

展示されています。

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   伊井家所蔵の
       【 万媚 】 ⇒





今、雅勒 の打っている 【 万媚(まんぴ) 】 は

万媚_彫未完












 製作中の
 【 万媚




図録の表紙を飾るほどの素晴らしい面の写しですが、

この時期、展示されているのでしょうかネ~??


彦根には二度目ですが、楽しみです。




京都では、10月31日(土)だけの一日、

金剛家 能面・能装束展観』 が開催されます。

面金剛(おもてこんごう) 」とも呼ばれる金剛家所蔵の

素晴らしい能面を堪能してきます。


一番の目的は、

彫りが完了してしばらくたつ、雪の 小面

小面(雪)



本面に再会することです。


昨年、東京の

国立能楽堂開場30週年記念特別展示 で本面を


小面(雪写し)_粟谷家所蔵









   【 小面(雪)
       の本面 ⇒

   



初めて観て、一目惚れした面です。


この 小面雪)】 の本面をもう一度観てから

彩色をしようと半年以上寝かせていました。




せっかく、

京都まで行くのですからもう一つ ・ ・ ・

最近京都の新名所になった。

将軍塚・清龍殿 へも行ってみたいですネ~


ここには、国宝の青不動明王の像があり

20141011-aofudo-top[1]















ちょうど御開帳期間内にあたります。


今年度の雅勒の教室のテーマ面である 【 不動

も彩色に入っていますが、

まだ下塗りのまま ・ ・ ・

不動
           下塗りが終わった 【不動



本物の不動明王を拝んでからのイメージを

つくり上げてから、仕上げの彩色をします。



この時期の京都は、紅葉にはまだ早いようですが

和の風情も堪能できたら ・ ・ ・ と思っています。

色々な意味で、ワクワクです。