先週、
以前にブログで知り合った広島の稲垣さんから
 

 毎年「広島蝋燭薪能」を催行しており、
 今年は、

 ガラスコップに水を張り蝋燭を浮かべ、
 和紙で囲った行灯を会場外の夜路に
 600本立てたいので、
 能面の写真を使用させて欲しい。

 
と云う旨のメールが届きました。

こんなイメージの行灯だそうです。
 
DSCF5219












稲垣さんとは能 敦盛 のブログをアップする際に、
敦盛 の動画をお借りしたことで知合いになりました。



雅勒の持ち合わせの画像は黒地のパネルで
撮ったものばかりですので、

少し時間を頂き、早速白布のパネルを作り、

白のパネル














手持ちの雅勒の面と
私の教室で昨年全国公募展で入賞に輝いた
栗原さんの面の幾つかを撮影をしてお送りしました。

小面




  【小面
  雅勒 造






十六中将




 【十六中将
   雅勒 造



 今回のきっかけとなった、
 《敦盛》で使われる面



増女(栗原冨美子 造)

   【増女
   栗原冨美子 造


  “神や仏の相の面”と
  例えられ、《羽衣》など
  に使われる面


  昨年の
  福井池田町の公募で
  特別審査員賞を受賞

童子(栗原冨美子 造)




 【童子
 栗原冨美子 造


 《枕慈童》や《菊慈童
 で多く使われる面





蝋燭の炎から浮かび出る能面なので、
アートフィルターを掛けて軟らかなイメージで撮影したものです。



稲垣さんのHPにも、掲載されています。

    http://sky.geocities.jp/inagakiita/13_4_gatu.html#13_4_18




今年の
「広島蝋燭薪能(たきぎのう)」では《 羽衣 》が掛けられるようなので、

     詳細は
     ☞ http://www.h-gokoku.or.jp/takiginoh/takigiindex.html


原さんの 【 増女(ぞうおんな)
その場の雰囲気にぴったりではないかと思います。




私どもの拙作な能面を、このような大きなイベントの演出で参加させて頂けることは、
これからの励みにもなり、有難いことです。 m(_ _)m







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