10月半ばから着手していた、我が家の屋根のふき替えと壁の塗装がようやく終わりました。
元々は、震災前に計画していた工事でしたが、
震災の影響で施工が延び延びになっていたものです。
3月の大震災では持ちこたえた屋根ですが、
築30年にもなると、スレート瓦も防水性の劣化等で、そろそろ吹き替えが必要な状態でした。
傷みの酷(ひど)い
軒板(のきいた) ⇒
⇐ 一度塗った
塗装も下地
の色が出て
います
震災から8ヶ月過ぎた今でも、
足場の機材調達と作業者の確保がネックになっているようです。
瓦の下の合板材から取り替えます。
合板材の上に防水シートを張り、その上からスレート瓦を敷くようです。
こうして、
一ヶ月強の作業で屋根の瓦 と 樋(とよ) を新しくして、
地震で出来た壁のひび割れ等も補修し、塗装をして完成です。
⇐ 補修した壁
恐らく、
先の大震災が無ければ、工期 も 費用の面 でもかなり違ったのではないかと思いますが ・ ・ ・ (>_<)
ピグの家の模様替えのようには、いきませんネ~(笑)
能面の場合は、
あえて時代感覚を表現する為に、 “ 傷彩色(きずさいしき) ” や “ 古び ” を施す技法を取り入れます。
【小獅子(こじし)】の頭部
に施された傷彩色 ⇒
⇐ 【翁(おきな)】の鼻
に施された傷彩色
と 擦れ傷
でも、
“ 庵(いおり) ” と云えど、人の住む家屋は新しい方がいいですよネ~
新築の家を地震でやられた人は、
もっと悔しいでしょうね。
ピグのように簡単にできたら
いいですね。
そんな人生うまくいきませんよね。