梅雨の時期に咲く “ 紫陽花(あじさい) ” の学名は
水の容器 」 と云う意味だそうです。

永く続く雨が地中に浸み込み、大量の水分を根から吸収できるからでしょうネ


庵の庭でも、
4種類の 紫陽花 がちょうど見頃を迎えています。



(ふ)入りの白の額紫陽花で、
春から秋にかけての葉も楽しめます。

 
額紫陽花_斑入














額紫陽花_斑入b額紫陽花_花






 

 

    中央の退化した花 ↑

 ⇐ 萼(がく)


斑入り紫陽花
 
             斑入りの葉




ピンクの額紫陽花

額紫陽花


















“ ミセスクミコ ” と云う名の紫陽花

紫陽花_ミセスクミコ













紫陽花_ミセスクミコa

 淡いピンクと
 額のフリフリが
 可愛いですネ

 (クリックで拡大)







一般的な紫の西洋紫陽花

紫陽花












紫陽花a














紫陽花 って日本原産の素敵な花なのに、

この花を詠んだ歌は万葉集に二首あるくらいで、
平安時代から近世にかけてほとんど詠われていないようです。 

   言問はぬ木すらあぢさゐ
     諸弟もろと)らが
       練りの村戸(むらと)にあざむかれけり

                    -大伴家持-

   ( ものを言わない木でさえ、
       紫陽花のように色鮮やかに見せてくれますね
       それ以上に言葉をあやつる諸弟たちの
       上手い言葉にすっかりだまされてしまいました )



色が変わりやすく、しかも実を結ばない花なので、花言葉が示すように人を欺く不実なもののたとえにされていたためでしょうかぁ~ 



でも、
最近では「母の日」や「父の日」などの贈り花にも選ばれるようになりましたネ 

今年の「父の日」、
世のお父さん達は何を贈られたのでしょうネ~