今年の新作能面公募展は、残念ながら2面とも 選に漏れて審査結果表と共に空しく返却されてきました。
↓ 審査結果表
今回応募作品の
《孫次郎》と《延命冠者》 ⇒
今年度は、全国31都道府県の369名(535点)の応募があり【大賞】の福井県知事賞は《蝉丸》が選ばれたようです。
《蝉丸》は雅勒が昨年入選した面なので、早く写真集で拝見したくなりました。
きっと、素晴らしいんでしょうネ~
それでも、NHK水戸文化センターの能面教室としては、もう一人の講師の青木先生の《鬼(狂言面)》が【佳作】に、
そして私の教室の栗原さん(私より先輩にあたりますが・・)の《平太》が【入選】に選ばれました。
おめでとうございます。
⇐ 狂言面《鬼》
(参考画像 : 山本東次郎家
「狂言の面」より)
栗原さんの《平太》 ⇒
これで、能面教室としては6年連続の快挙です。
よかったぁー (^‐^)v
これを機に初心に戻り、女面の透明感のある幽玄味を追及する意欲が湧いてきました。
来年からもう少し真剣に“面打ち”に精進したいですネ~
能面の詳細説明はHP『雅勒の庵』の「作品展示室」
(http://www.net1.jway.ne.jp/k_garoku/gallery.html)
を覗いてみて下さい。
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・ また、この時期が来たぁ~ ’10 6/6
親との同居などで家の中が手狭になった為、今年はベランダに簡単な温室を作って、
そこに寒さに弱い花木を移すことにしました。
温室と言っても、組み立て式の簡単なものです。
⇐ 温室のパーツ
組み立て図 ⇒
2時間程で、骨組の組み立てが完了してビニールを被せて完成です。
早速、「クジャクサボテン」、「トランペット」、「マンデビラ」、「君子蘭」、鉢植えの「柚子」などを温室の中に移しました。
これで冬支度も万全です。
温室の中
今年の夏から秋にかけて咲き誇った「マンデビラ」も越冬用の剪定をして温室に移しました。
また来年新たな弦(つる)を延ばして南国情緒豊かな花を咲かせてくれるでしょう
⇐ つるを20cm程に
切りつめて越冬の
マンデビラ
結局、ベランダの特等席にいた薔薇達はしばらく温室の廻りに配置されて場所を譲りました。
でもまだ咲いていますよ~ (^‐^)v
雪降れば 冬籠りせる草も木も
春にしられぬ 花ぞ咲きける
- 紀貫之 -
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・ マンデビラ に一目惚れ ❤ ’10 6/6
いつもは11月の末に行っていたのが、今年はこの時期になってしまいちょっと遅いかナ~ という懸念が的中しました。
⇐ 茅葺のリンゴ園
この夏の猛暑のせいらしく、密入りの“富士”は虫にも魅入られてかなり収穫に影響があったようです。
それでも、一番遅く収穫する “ 富士 ” はまだ美味しそうな実をたわわに実らせていました。
結局、贈答用のリンゴは調達出来ませんでしたが、家で食べるリンゴを10kg程買ってきました。
5kgのリンゴ ⇒
傷の付いたリンゴも5kg程ただで頂いてきました。
「残り物には福がある」って事
また、いつもですと予約でしか買えないリンゴ園の “ アップルパイ ” を買うことができました。
⇐ リンゴ園の
アップルパイ
今年は出荷できないリンゴが多く出たので、例年より多く作られていたようです。
来年は、必ず11月中に行くぞー (鬼が)
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・ 能面展が終わって・・・ ’10 10/24
「鬘能」のなかでも、【羽衣(はごろも)】は昔話でもお馴染みの『天女(あま)の羽衣』伝説を能にしたものです。
昔話では、天女は羽衣を隠されてしまい、泣く泣く人間の妻になるのですが ・ ・ ・
のどかな春のある朝、
三保(みお)の松原の漁師、白竜(はくりょう)が漁から帰ってきます。
すると、辺り一面に花振るなか妙なる音楽が聞こえよい香が漂っています。 近くの松の枝には美しい衣が掛っていたので家に持って帰り家宝にしようと考えます。
そこに天女が現れ、その衣は“ 天女の羽衣 ” といってたやすく人間に与えるものではないので返して欲しいと頼みます。
白竜は、“ 天女の羽衣 ”と聞いて、なおさら返すことはできないとつっぱねます。
天女は「それがないと、天に帰れない」と嘆き悲しみます。
「羽衣を返したら、舞を舞わずに帰ってしまうだろう」と言う白竜に、
天女は「いや疑いは人間にあり、天に偽りなきものを」と返します。
正直者の白竜は、そんな天女の言葉に心を動かされ、「羽衣を返す代償に天人の舞楽を見せてくれ」と言い羽衣を返すのです。
白竜から羽衣を
返してもらう天女 ⇒
天女は喜んで承諾し、返してもらった羽衣をまとい、
月宮殿の様子を表す舞や、三保の松原の春の景色をたたえる舞いを舞いながら空高く昇り、やがて富士の彼方、霞にまぎれて消えていきます。
【羽衣】や【松風】等の鬘物の演目で掛けられる、若い女性の面は流派によって異なります。
⇐ 観世流で使用される
《若女》
宝生流で使用される
《節木増》 ⇒
⇐ 金春や喜多流で
使用される 《小面》
金剛流で使用される
《孫次郎》 ⇒
能面の詳細説明はHP『雅勒の庵』の「作品展示室」
(http://www.net1.jway.ne.jp/k_garoku/gallery.html)
を覗いてみて下さい。
< シリーズ : 面(おもて)から観る能楽 >
第3回 能楽「清経」と面 ’10 11/ 1
第2回 能楽「高砂」と面 ’10 9/30
第1回 能楽「翁」と面 ’10 8/18
雅勒
- - - - ’24 ( R.6 )- - - -
1/25 松本氏の《 蛇 》 をアップ
- - - - ’23 ( R.5 )- - - -
12/10 柏原氏の《 深井 》 をアップ
7/14 会員「作品教室」に受賞履歴アップ
2/3 催し物情報に能面展告知 をアップ
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