雅勒の散歩路

能面師「雅勒(がろく)」が 能楽・能面及び、花木や野鳥・蝶等に関するHP番外編の記事を
“散歩”のような気軽な気持ちで、不定期に掲載しています。

梅の花便り-2 3

1月の末から咲きだした紅梅の花数がなかなか増えないと思ったら ・ ・ ・

犯人は、“ ヒヨドリ ” でしたぁ~ 

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 ⇐ 4羽の“ヒヨドリ”


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  蕾だけになった梅





梅の咲き始めの甘い蜜を求めて、“ ヒヨドリ ” の集団が押し寄せていました。

数少ない開花した花の蜜だけでは、鳥達も腹いっぱいにならなかったのか、花弁(はなびら)までついばんでいました。

これでは、花数が増えないわけです~



でもここ数日の温かさで、2~3分咲きに戻りました。

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そして、隣の白の梅もようやく咲き始めました。

白梅
  








春が待ち遠しいけど、まだこれから雪の降る日も何日かあるでしょうネ~
今も、窓の外では雪が降っています。


来週の土曜日(2/19)から、水戸の偕楽園でも『梅まつり』が始まります。





        < 過去の関連記事 >                     
                    ・ 梅 便り    ’10 1/28

「蜜芋」が来たぁ~ 4

昨年当たりから、この時期にTVの通販や新聞チラシで、種子島の『蜜芋』の広告を良く目にします。

今年は、思い切って3kg程取寄せてみました。

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早速、アルミホイルで包みオーブンで40分(説明書にはトースターで60分とありましたが・・・)ほどで串を刺してみると、そこからまさに “ 蜜 ” の滴りが ・ ・ ・  

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 ⇐ 画像をクイックして拡大
    すると「蜜」の滴りが・・・





ホカホカの芋を割ってみると、デンプンが糖化したアメ色の美味しそうな焼き芋に仕上がっていました。

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さすが、『蜜芋』と云うだけあってシットリとした甘さはスイーツ並み  


実はこれ、正式には「種子島安納芋」と云う種類だそうですが、今では『蜜芋』で名が通っています。



雅勒の住む、茨城県もさつま芋については生産量は鹿児島に次ぎ、全国で第2位で食糧のさつま芋生産量はなんと第1位ですヨ~
茨城産、冬の『干し芋』は手間が掛っているのでチョット高いですが、人気商品です。

茨城のさつま芋は、石焼き芋の従来のホクホクを味わう「ベニアズマ」と、「べにまさり」が有名で、「べにまさり」がこの「安納芋」に似ていますネ~



皆さんは、“ホクホク”と“シットリ”、どちらがお好みでしょうネ~ 




狂言「節分」と面(おもて) 5

能とあらゆる点で対照的である狂言は、

主に能と能の合間に上演される「本狂言」と、能の中に登場して人物を紹介
したり、舞台の展開を説明したり、時には、面白おかしくストーリー
を盛り立てる役(アイ)もこなす「間狂言(あいきょうげん)」があり、能の演出をより際立たせます。

 

2月は “ 節分 ” の月なので、【節分】という狂言に付いて解説しましょう。 

 

季節の変わり目は、とかく体調を崩しやすいですネ~。

昔の人々は、
この時期、疫病神(やくびょうがみ)=『』がやって来て悪い病気をはやらせると考え、節分に鬼を追う風習をあみ出したようです。

                                                  

                                                  
 -鬼と煎り豆の民話- 
   
むかし、ある年のこと、
   日照り続きで稲が枯れ始めてきた。

    困りはてた百姓が「誰でもよいから、雨を降らせてくれたら、
   一人娘のおふくを嫁にやるがなぁ」とつぶやいた。
   すると鬼があらわれ、「お前が今言ったことは本当か」という。
   「田んぼが豊作になるように雨を降らせてくれたらな ・ ・ ・」
   と約束する。

   
鬼は実際に雨を降らせ、村は豊作になってしまいました。

   すると、鬼があらわれ「約束どおり、おふくを嫁にくれ」と云う。
   おふくは、鬼のおかげで村が救われたと鬼の嫁になる。
   おふくが嫁に行く日、母親は菜の花のタネをおふくに持たせ、
   鬼のところへ行く道すがら、タネをまくように言いつける。
   
   おふくは山深い鬼のところへ嫁いでいった。

   嫁いだものの、鬼は酒ばかり飲んで、
   おふくは辛くてたまりません。


   春になり雪がとけた頃、おふくが外へ出ると、
   菜の花が列をなして美しく咲いている。
   おふくは母親が恋しくなり、菜の花の列をたよりに逃げ帰る。

   「おふくはどこだぁ」とおふくを追ってきた鬼に、
   母親は煎った豆を戸のすき間から投げ、この豆を植え、
   花を咲かせて持ってくれば、おふくをお前にやろうという。
   
   鬼は豆を育てようとするが、煎った豆は芽が出ない。
   翌年も、その翌年も、母親のところへ来て、煎り豆をもらい、
   育てようとするが芽が出ない。
   そのうち、鬼はこなくなった。
                  谷真介著の「鬼といりまめ」絵本より

 これが節分の豆まきの始まりだそうですヨ (^‐^)v



さて、本題の狂言の節分は、

節分の夜、夫が出雲大社へ年越しのお参りに出かけ、女房が一人で留守を守っている。
女房は、節分には蓬莱(ほうらい)の島に住む鬼がやってくるというので、(ひいらぎ)をさして戸締りをする。
 
柊
 ⇐ (ひいらぎ)


柊の花


   柊の花
   この時期咲いてますヨ~




そこへ蓬莱の島からやってきた鬼。

武悪
⇐ 【節分】で鬼が掛ける
      《 武悪 》 の面

   鬼の恐ろしさよりも滑稽さを
   強調した面で、
   目尻の垂れ下がり ・鼻・瘤
   がデフォルメされている。

buaku-yoko

 









遠いところからやってきたので、腹が減ったといって人家を探すと家があるので覗き見てみるとが目に刺さってしまう。
怒ってを叩き落して覗きみると、中にひとりで女がいる。

女の家の戸を叩くが、女は夫が留守だからと言って開けてはくれない。

観念した女が戸を開けると外には人の姿が見えない。
鬼は蓬莱の島から持ってきた姿の見えなくなる箕(みの)を着ていたのである。

箕を脱いで、再び女に戸を開けさせる。
戸を開けるとそこに鬼がいるので、女は大層驚いて帰ってくれというが、鬼は腹がへったので何か食べさせてくれたら帰るという。

女が麦を出すと食べられないといって押しやってしまう。
女は怒るが、美しい人妻に一目惚れした鬼は一向に気に止めず、恋の小歌を歌いながら女を口説き始める。
女は「本当に自分に惚れているのなら、宝物を差し出せ」と云う。

鬼は蓬莱の島から持ってきた隠れ笠隠れ蓑打出の小槌を差し出して、家の中にいれてもらう。

鬼は大よろこびで亭主気取りでごきげん。

節分

節分_1



     ↑ (財)地域創造のHPより
            お借りしました
 

女は頃はよしと、煎り豆をとり出し「福は内、鬼は外」と鬼に投げつけて鬼を追いだしてしまう。

鬼は、あわてふためき逃げ去っていくのでした。






能・狂言面の詳細説明はHP『雅勒の庵』の「作品展示室
   (
http://www.net1.jway.ne.jp/k_garoku/gallery.html
                     を覗いてみて下さい。


    < シリーズ : 面(おもて)から観る能楽 >
               第6回  能楽「道成寺」と面    ’11  1/21
               第5回  能楽「蝉丸」と面     ’11  1/ 4
               第4回  能楽「羽衣」と面     ’10 12/ 1
               第3回
  能楽「清経」と面     ’10 11/ 1
               第2回  能楽「高砂」と面     ’10  9/30
               第1回  
能楽「翁」と面       ’10  8/18




 

梅便り 5

早咲きの紅梅が咲きだしました。

紅梅



紅梅-a



    一分咲きという
    ところですかネ~ ⇒




梅は百花に先駆けて咲き、
桜などに比べ休眠が浅いために開花時期が天候によって大きく左右されると聞いていたので、

今年は例年と比べて開花が遅れるかと思っていましたが ・ ・ ・


隣の白梅は、まだ蕾です。

白梅



紅白、揃って咲けばいいのにネ~ 



      君ならで誰にか見せむ 梅の花 
            色をも香をも知る人ぞ知る
  
                      
紀友則 (古今集)






     毎年咲く梅の画像は、
       メインHP 雅勒の庵四季の庭_冬
 にも
                     アップされています。



旬の味覚、ホッキ貝 5

毎年、この時期に知り合いのKさんから北海道のホッキ貝を頂きます。

今年も、頂きました。 

P1230548







この時期のホッキ貝は、産卵のための卵を抱える時期なので栄養が蓄えられ、冷たい海水で身がしまって一番美味しい時期です。

新鮮な生のホッキ貝ですので、今夜の食卓に載せました。 (^‐^)



貝やカニの“さばき”は、学生時代に割烹でアルバイトをしていた雅勒の役目です。

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アサリ剥き用の道具で、身を傷つけずに2ヶ所の貝柱を殻から外します。

P1230551






取りだした身を、貝柱の付いている足肉と刺身にする身の部分を分け、足肉の部分の薄まくを取り除き、貝柱とヒモを取りわけます。


P1230555


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      身、ヒモ、貝柱



刺身にする身の部分を2枚に削ぎ、内臓部分を取り払います。

P1230562

P1230568






内臓部分を取り払った身をまな板に叩き付けると、生きている貝なので身がキュっと縮み引き締まります。

P1230569
 ⇐ メイン部分

P1230567




           貝柱


身と貝柱を皿に盛って、一品出来あがりです。

P1230572


ツマを付ければ、もっと見栄えがするのですが ・ ・ ・
男の料理です~ 



口とヒモの部分は、塩を一振りしてバター焼きにしました。

P1230570
 ⇐ 口とヒモの部分

P1230573









Kさーん、有難うございます。
美味しく頂きました。 


最近、諫早の干拓でタイラギが取れなくなったり、昨年夏の猛暑などでホタテ貝がピンチになったりで美味しい貝が少しずつ少なくなっているような気がして残念ですゥ~ (>_<)



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能「桜川」 ☞ こちら     



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イラスト「十五夜」 より☞ こちら    
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